アノおなじみの香辛料で肩こり解消
今や国民病と言っても過言ではない肩こり。ある調査では、30代〜50代の男性で約6割、女性ではなんと8割の人が「肩がこっている」と回答しました。また最近では、スマホ操作による肩こりで悩む人が急増しているそうです。
肩こりの原因
肩がこる原因は人それぞれですが、主な原因として3つあります。
姿勢
長時間デスクワークをしていると、ほとんどの人が首を前に突き出す「前傾姿勢」になっています。この姿勢が続くと頭の重みが全て首にかかりますので、首や肩周辺の筋肉や血管、神経が圧迫されて肩こりの原因となります。
首や肩の筋肉が圧迫されて緊張が続くと、筋肉に「乳酸」という疲労物質が溜まっていき、筋肉の動きが鈍くなったり硬くなっていきます。(乳酸とは、あの筋肉痛を引き起こす疲労物質です)
そのような状態になると、血行が悪くなり、筋肉に十分な酸素や栄養が行き渡らなくなるので、末梢神経や筋肉を傷つけ、不快な痛みを引き起こすこととなります。
そして、スマホ操作による姿勢も問題です。スマホを操作している時に頭が下がり、うつむいた姿勢になっていませんか?このような状態を続けていると、首の後ろから肩にかけての筋肉がこわばってしまい血流が悪くなります。
眼精疲労
長時間細かい文字を読んでいると、眼球とその周りの筋肉が緊張し、同じように首や肩も緊張して肩こりになります。また、コンタクトレンズの使用等でドライアイになると眼精疲労を引き起こし、肩こりの原因になると言われています。
運動不足
運動不足になると、筋力が低下して血液を送り出す力が弱くなり血行不良となります。そうなると肩や首の筋肉に酸素や栄養分が行き渡らず肩こりとなります。
大きな原因として3つあげましたが、自律神経の乱れによるストレスも肩こりの原因といわれています。
責任感が強い人や、完璧主義者の人、まじめすぎる人は無意識に自分を追い詰めてしまいがちです。そのゆえストレスを増幅させてしまうので肩こりになりやすい傾向にあるようです。
このような人は、適度にストレスを発散させて、リラックスできる環境を作ることで軽減できます。
肩こり解消法
それでは肩こり解消法についてです。
姿勢が悪ければ姿勢を正し、運動不足ならばウォーキング等のちょっとした運動をこまめに行うように心がけてください。
スマホを操作する時には、うつむいた姿勢にならないように心がけ、目線の高さまであげて使用したり、また電車やバスなどの揺れている状態で使用すると目に負担がかかるので、なるべく使用を控えるようにしてください。
そして、血行不良の方には、誰でも一度は食べたことのある香辛料が効果的です。
その香辛料とは、シナモンです。生薬として用いる時は桂皮(ケイヒ)と呼ばれます。
「え?シナモン?」
そうです。カレーやお菓子等で使われているシナモンです。実はシナモンには、毛細血管の老化防止や修復する効果、そして冷えや冷え性を改善する血行促進効果があるんです。
そして、特に効果を実感できるのが、私と同世代の40代からと言われています。もちろん40代以下の人でも効果があります。10代、20代は血管の修復力が高いのでもしかしたら効果をあまり感じられないかもしれません。(思い返すと20代の頃は、肩こりなんて無縁と思っていました)
シナモンは、冷たい料理にも暖かい料理にも幅広く利用できるので、自分の好きな料理に加えてみましょう。独特な香りなので、もしかしたら合わない料理があるかもしれませんが。。
加熱しても効果は変わりませんのでいろいろと試すことができますよ。コーヒーや紅茶に入れてもいいし、アイスにかけてもおいしく食べることができると思います。
また、どんな食べ物と合わせてもシナモンの有効成分は損なわれることはありません。結構万能な香辛料なんです。
ちなみに市販のカレーライスのルーには、ほぼほぼ、どこのメーカーのものでもシナモンは入っていますね。
このサイトにある「ココアシナモン豆乳」は、髪にも(大豆)便秘(ココア)にも良さそうです。参考にしてください。
おわりに
冷え性の方にはぜひシナモンを毎日摂ることをお勧めします。手足の末端の毛細血管にまで効果的です。
長時間デスクワークの方には、1〜2時間おきに社内をすこし歩いたり、ストレッチをすると効果的です。私もなるべく同じ姿勢にならないように両手を上げてバンザイをしたり、マエケン運動のような動きをしたりして肩を動かしています。
以上、アノおなじみの香辛料で肩こり解消 の話題でした。
ポチッとフォローしてくれると励みになります。