「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」で夏の運気を良くしよう
先日、近所の神社から「夏越大祓(なごしのおおはらえ)」の案内が届きました。
恥ずかしながら、ここに住んで数十年、近所の氏神様の神社を知ったのはつい最近です。今年からきちんと氏神様をお参りして、初めてこのような案内をいただきました。
夏越大祓(なごしのおおはらえ)ってどういうことするの?
案内書によると、
一年の半分を過ぎ六月三十日、無病息災を願い、大きな「茅の輪」をくぐり、半年の間で身に積もった不浄を祓い落とす《夏越大祓(なごしのおおはらえ)》が行われます。
人々は「厄神おくり」のご利益をいただく為に、白い紙を人間の形に切り抜いた「人形(ひとがた)」に息を吹きかけ、体を撫でて自分の穢れ(けがれ)を移し、身代わりにして神社へ納めます。
どうぞ、ご一家お揃いで、この由緒深い大祓をお受けになり、清々しく健やかな日々をお過ごし下さいます様ご案内申し上げます。
そしてこのような人形と車形が届きました。
この人形ってどっかで見たことあるなーと思っていたら、ジブリ映画の『千と千尋の神隠し』の1シーンでした。龍になったハクが白い紙の鳥みたいなやつに追われているシーンです。なんとなく人形に似てますよね。
そして、夏越大祓では「茅の輪」をくぐり抜けて参拝すると無病息災で厳しい夏を無事に過ごせるという由緒があるそうです。
茅の輪のくぐり方は、「水無月(みなつき)の夏越(なご)しの祓(はらえ)する人はちとせの命のぶというなり」という古歌(拾遺和歌集)を唱えつつ、左まわり・右まわり・左まわりと、八の宇を書くように三度くぐり抜けます。
夏越しで思い出しました。つい最近ニュースで夏越しご飯の特集を見ました。
そもそも、夏越しご飯とは、雑穀ごはんの上に、「茅の輪」をイメージした、緑や赤の旬の夏野菜を使った丸いかき揚げをのせ、おろしだれをかけたものをいいます。やよい軒の夏越しご飯にもかき揚げがついていますね。
夏越大祓でこの夏の運気をアップさせたい!6月30日の夕方にでも参拝したいと思います。ぜひ、興味ある人は6月30日に近くの神社へ参拝してください。
自分の住んでいる地域の氏神様がどこだかわからないという方は、神社本庁に問い合わせをすると教えてくれますよ。
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