【書評】百田尚樹「鋼のメンタル」精神の強さを鍛えたい人にはおすすめ!
百田尚樹さんの「永遠の0」「モンスター」「プリズム」「風の中のマリア」等の小説は読んだことがありましたが、このような人生論の内容は初めて読みました。
読んでみたら、納得できる良い本だったので紹介しますね。
ささった内容をざっくりと書いておきます。
- 打たれ強さの鍛え方、受験勉強には意味がある
- 後悔するだけ無駄
- 女性にふられることを恐れるな
- 人生はジェットコースターの方が楽しい
- 人間の耐久力には限界がある
- 他人に無関心な人は悪口を言わない
- 幸せの基準を他人に求めるな
- 一日で変わったものは一日で元に戻る
- おわりに
打たれ強さの鍛え方、受験勉強には意味がある
受験勉強の効用として
「楽しいことを我慢してやらなければならないという精神力が身につく」
「挫折を知る」
という話。
もう二度と受験勉強はしたくないけど、今思うといい経験。志望校に落ちて挫折したのもいい経験。はい、その通り。
後悔するだけ無駄
これは大いにそう思います。
後悔してくよくよしてる時間がもったいない。
後悔はするな!でも失敗したら反省するのは大切!
女性にふられることを恐れるな
もういい年なんで、ふられたとしてもそういうことかと多少メンタルは強くなったと思う。
これからの若者へ、待っているなら自分から告白しようぜと言いたい。(おやじくさくてすみません)
自分から動こうぜ。告白しなければ手にいれることはできないよと。(暑苦しくてすみません)
「告白には1円もいらない」
はい、その通り。タダで勝負できます。
人生はジェットコースターの方が楽しい
そりゃそうですね。
一生平坦な道だったら、死ぬ間際に俺の一生なんだったの?と思いますよね。
山あり谷ありの人生だからこそ楽しい。
ゲーテ曰く、
「世の中のものはなんでも我慢できる。しかし幸福な日の連続は我慢できない」
多少刺激は欲しいかなと昔は思っていたかも。
最近は、普通に暮らしていける日々が幸福なんだと思います。
人間の耐久力には限界がある
辛いときは、ベタ降りしよう。頑張りすぎたために、心が病んでしまったり、死を選んでしまうならば、とっとと逃げて欲しい。なにも考えずに逃げてください。
人間関係なんか全部ふっとばしてしまえるだけの「メンタルの強さ」を持ちましょう。
他人に無関心な人は悪口を言わない
これも納得です。
こういう人は他人に興味がなくて、自己中でマイペースなんですよね。あまり付き合いたくないタイプの人。
幸せの基準を他人に求めるな
どうやら人間というのは、周囲の人より少しでも恵まれれば、それですごく幸福感を抱く生き物らしいのです。
わかる気がするけど、そうじゃない気もします。自分の幸せは自分で決めたいと思います。他人と比べてるのって違うんじゃないかな。
一日で変わったものは一日で元に戻る
自己セミナーに行ったりすると、
「よし、明日から俺は変わる!」「生まれ変わった気持ちでがんばろう!」
とすぐ熱くなる人っているよねーー
でも、一日経つと冷めちゃって何も変わっていません。
人間はそうやすやすと変わるもんではありませんよね。
でも、変われます。
自分が変わるためには、まず行動です。努力できる人間になろうと思えば、まず努力してみることです。
(中略)
そういう積み重ねが徐々に人を変えていくのです。ただそれには時間がかかります。
「千里の道も一歩から」です。
納得です。
おわりに
個人的には普通に良い本でした。
なかなか百田さんのように鋼にはならないけど、私のぶよぶよのメンタルを少しでも鍛えられるかなと思いました。
「千里の道も一歩から」
記事をアップしてこそのブログ。何事もコツコツと1歩1歩進むことが大事ですね。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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