放っておくと怖いドライアイ
最近、夜になると目が疲れてしまい、パソコンやスマホを見ると目がチカチカしてしまいます。仕事柄、日中はパソコンの画面をみていることが多いので、そのせいかもしれません。
私と同じように、夜になると見えにくかったり、目がゴロゴロする、または目がしょぼしょぼして文字が見えにくいという人はいませんか?
目薬をさしてもあまり症状が回復しないようなら、ドライアイで目に傷がついてるかもしれません。
ドライアイを放っておくと、目の痛みがひどくなったり、視力の低下を招くことがあります。また、角膜が傷つきやすくなり、感染症などの病気の原因となります。
どんな病気にもいえることですが、放置しておくと重大な病気につながることがあります。そうならないように注意しましょう。
ドライアイの症状
では、ドライアイはどんな症状なのでしょうか?こんな症状が出ている人はドライアイかもしれません。チェックしてみてください。
- 目が疲れる
- 目に違和感がある(ゴロゴロするや異物感)
- 目が乾いた感じがする
- 目に不快感がある
- 目が充血している
- 目やにがでる
- なんとなくぼやけて見づらい
- 時々かすんで見える
- 最近少し視力が低下したように感じる
ドライアイの症状は様々です。目が乾くと感じるよりも、目が疲れる、ゴロゴロする、充血するなどの症状が多いので、このように感じている人はドライアイかもしれません。
ドライアイの原因
そもそもドライアイとはどんな病気なのでしょうか。ドライアイとは、目を守っている涙が不足したり、成分が変化することで目の表面に傷がつきやすくなった状態のことを言います。
空気の乾燥
空気が乾燥していると、目の表面から涙が蒸発しやすくなります。空気が乾燥しがちな冬や、本来は湿度が高い夏でも、冷房の効いた部屋にいるとドライアイになりやすくなります。
まばたきが少ない
なにかに集中すると、まばたきが少なくなります(通常は3秒に1回)。読書で6秒に1回、パソコン操作で十数秒に1回程度になります。私は、おそらくこのパソコン操作でまばたきが極端に少なくなっているのかもしれません。よく充血していると人から言われます。
まばたきが不完全
まばたきの瞬間にしっかりとまぶたを閉じていない人が該当します。まぶたをしっかりと閉じないと眼球表面が潤わないのでドライアイになりやすくなります。コンタクトレンズをしている人に多いそうなので、注意が必要です。
コンタクトレンズ
コンタクトレンズが水をはじくために、目が乾燥することがあります。また、角膜が覆われているので感度が鈍くなっていたり、まばたきが不完全になることで涙の分泌が低下してしまいます。
このほかにも、シェーグレン症候群、マイボーム腺の詰まり、結膜炎等もドライアイが原因とされています。
ドライアイを防ぐには
上記の原因をもとに、日頃からドライアイになりにくい行動を心がけるようにしましょう。
・パソコンで作業するときは、意識的にまばたきを増やす。長時間の作業では、適度に休憩をする。
・エアコンの風が直接あたらないようにする。夏でも加湿器を使って、室内の湿度を適正に保つ。
・目が疲れたら、休憩する。蒸しタオルをあてると血行がよくなります。
・目のストレッチを行う。遠くをみたり、目を動かすと目の緊張がほぐれます。
・目に違和感があるときは、コンタクトレンズを使用しない。
おわりに
以前、ドライアイが原因で「マイボーム腺」がつまってしまい、そこが炎症して「ものもらい」ができたことがあります。そのときに、時間を区切ってコンタクトレンズを使うように眼科の先生にいわれました。1日中つけっぱなしは良くないと。
当時は、朝から夜中までハードのコンタクトレンズをつけていました。1日8時間ぐらいまでといわれましたが、仕事をしているとなかなか難しいですよね。一応、気づいたら外すようにしていましたけど。。
私自身もドライアイを防ぐように注意しなければいけませんね。
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