タバコをやめて髪を元気に!禁煙を成功させる5つのコツ
- 禁煙すると抜け毛は減るのか?
- やめる理由を明確にして吸いたい気持ちになったら思い出す
- あなたの喫煙パターンをレコーディングする
- 喫煙欲求が減る食生活に切り替える
- ストレス解消に夢中になれるもの気分転換できるものを見つける
- 禁煙しやすい環境を整える
- いつから始めるのがいいか?
禁煙すると抜け毛は減るのか?
以前こちらの記事で禁煙と薄毛について書きました。
Yahoo知恵袋に20代後半の男性からタバコをやめたら薄毛が解消するのか?という質問が寄せられていました。
そして、現役の美容師さんからこのような回答がありました。
私は理容師を11年やっています。ちょうど最近生の声が聞けたので、アドバイスさせてもらいます。
私がPCを教えてもらっている先生の話です。
以前からヘビースモーカーで抜け毛が気になっていたらしいのですが、禁煙をして10日くらいすると明らかに抜け毛が減ったらしいです。
あとタバコを止めたことで、咳が少なくなり手の甲がすべすべになったようです。タバコの害につきましては、
1. タバコ一本につき25mgのビタミンCが奪われる
2. 血流が悪くなり髪を作っている細胞に栄養が行き度どきにくくなる。
等があり、やはり髪の発育には良くないと考えられます。
禁煙することで抜け毛が減ったということです。
ただ、禁煙はすぐに始めることはできるけど、続けるのが難しいですよね。
そこで、まずはスタート前の準備として禁煙が成功するための5つのコツを紹介します。
やめる理由を明確にして吸いたい気持ちになったら思い出す
タバコをやめる時に、なによりも大切なのは、禁煙の理由を明確にすることです。
禁煙をすると常に「吸いたい気持ち」と戦わなくてはなりません。離脱症状が落ち着いてから現れる喫煙欲求はしぶとく、すぐに消えるものではありません。
そんなときに喫煙の欲求から守ってくれるのは、禁煙の動機です。吸いたい気持ちは日に何度も現れるかもしれません。そのたびに禁煙を決意した理由を思い出してください。そして「だから絶対にタバコは吸わない」と自分に言い聞かせ、吸いたい欲求を制してください。
禁煙の理由を紙に書いて持ち歩き、吸いたくなったら取り出して読むのも効果的です。禁煙の理由は具体的であるほど効果的なので、ぼんやりとした「やめよう」ではなく、あなたにとっての禁煙の理由を明確にしてください。
やめる理由をはっきりさせるのが、禁煙成功の第一歩となります。
あなたの喫煙パターンをレコーディングする
何年か前にレコーディング・ダイエットが流行りました。「毎食どれだけの量とカロリーを摂取したか記録して、1日の総カロリーを記録して確認する」というものです。私自身もこのレコーディング・ダイエットに取り組んで10kg近くやせたことがあります。
このレコーディングを禁煙にも活かしてみませんか?レコーディングすることにより、具体的にいつ、どのような状況で、なぜタバコを吸うのかがよくわかります。
まずは、今からの24時間、あるいは2〜3日の間で「喫煙記録」をつけてみてください。
具体的な方法は、
1、吸う前に吸った時間をメモ(記録)をする
タバコを吸いたくなったら、必ず吸う前に「時間」を書いてから吸ってください。
いつ吸いたくなっても大丈夫なように、メモは必ず持ち歩くようにしてください。持ち歩くのが面倒なら、スマホや携帯のメモ機能を使って時間を入力し保存、もしくは自分宛にを送信する方法も良いかと思います。メールを送信すると自動的に時間もわかるので便利です。
もしくは、タバコをやめる理由と一緒に書いておくと効果的です。
大事なのは、吸ったら必ず「時間」を記録に残すことです。
2、吸いたくなった状況をメモ(記録)する
次のステップは、「吸いたくなった状況」をメモ(記録)することです。方法は、「吸った場所」「吸いたくなった状況」「誰と」をメモします。
吸った場所
家、車の中、駅前の喫煙所、会社の喫煙室、喫茶店、パチンコ屋・・・等々です。
吸いたくなった状況
自分がどういう状況、どういう気持ちの時に吸いたくなったのかをメモします。
怒っている時、うれしい時、幸せな時、仕事で行き詰まった時、不安な時・・等々です。
誰と
誰と一緒の時に吸っていたのかメモしてください。家族、友人、会社の同僚、上司、一人で・・等々です。
習慣は、「無意識」に行われています。無意識なので自分ではコントロールすることができません。喫煙記録をつけることで、あなたの喫煙を「見える化」することができ、あなたの喫煙パターンがわかってきます。
喫煙パターンを知ると、禁煙開始後に「習慣対策」として利用することができます。また禁煙後に現れる喫煙欲求や行動に前もって対処することができるようになります。
また、喫煙するにはメモをしなくてはならないと思うと面倒くさくなって、自然と本数が減ることもあります。
喫煙に面倒くさいこと(メモやメールすること)を結びつけることで、今まで何気なく吸っていた行動を思いとどませるきっかけになります。
まずは3日間、「時間をメモ」してください。その次に1週間「吸った場所」「吸いたくなった状況」「誰と」をメモしてみてください。
「喫煙記録シート」を作りました。プリントアウトしてご活用ください。
<喫煙記録シートをダウンロード>
喫煙欲求が減る食生活に切り替える
タバコと食事は密接な関係があります。禁煙を決意したら、禁煙をサポートするような食事に切り替えましょう。
禁煙時の食事の基本は、薄めの味付け、野菜や果物を多めに取ることです。とくに今まで喫煙によりビタミンが不足気味です。野菜を積極的に食べ、ビタミンやミネラルを十分に補給するようにしてください。
できるだけ控えてほしいのが、味の濃い料理や揚げ物等の油っぽい食事です。これらの食事はタバコと結びつきやすいので喫煙欲求が高まりがちです。また、お酒の席も十分い注意してください。
ストレス解消に夢中になれるもの気分転換できるものを見つける
禁煙中はストレスがたまりがちです。禁煙を始める前に、ストレス解消法や気分転換できる方法を見つけておきましょう。趣味や夢中になれるものを見つけてください。これにより禁煙が続けやすくなります。最近は忙しくて何もしていない人でも学生時代には何か熱中したものがあるはずです。サッカー、野球、読書、カメラ、魚釣り等々。
おすすめなのは体を動かすスポーツ全般です。禁煙を始めると時間もお金も余裕ができるので、いろいろなことに新しくチャレンジできますよ。
禁煙しやすい環境を整える
タバコに関するもの、灰皿、ライターは捨てましょう。いくら強い気持ちでタバコをやめようとしても、これらが近くにあったらつい1本となってしまいがちです。
またタバコの染み付いたカーテンを替えたり、ヤニで汚れたエアコンフィルターを交換するのもいいですね。
生活環境を変えるのと同時に、家族や身近な人に応援を頼んでおくのも大切です。禁煙は自分との戦いです。家族からの温かい一言は、禁煙を続けていく上でなによりの励みになります。
禁煙に失敗すると恥ずかしいからと、周りには黙って禁煙を始めようとする人がいますが、これはあまりおすすめしません。
なぜなら、自分に逃げ道をつくることになり、失敗する確率が高くなるからです。禁煙は公表して周りの人の協力を得るようにしてください。禁煙を邪魔しようと誘惑する人がいたら「ドクターストップなんで」と言うと断るのが楽になりますよ。
いつから始めるのがいいか?
禁煙に成功するコツがわかったらいつから始めるのか決めましょう。
この時大切なのが、時間に余裕をもって準備期間を設けることです。一時の盛り上がりや勢いで始めても長続きしません。もう一度、自分自信にやめたい理由を問いかけて、しっかりとそのやめたい気持ちを育てます。
禁煙開始日は仕事が落ち着いてる時や気持ちに余裕があるときを選んでください。
重要な仕事や試験などプレッシャーが強くかかるときは避けた方が無難です。気持ちに余裕をもって始めてください。
仕事中に多く吸う人は、休日や連休前から、
休日に多く吸う人は、月曜日や仕事がはじまる日に始めるとスムーズなスタートがきれますよ。
私は約15年間タバコを吸っていました。当時、同じく喫煙者だった会社の同僚が、肺ガンでなくなったのがきっかけで、禁煙に取り組みました。なかなかうまくいかなくて何度も失敗を繰り返しましたが、なんとか禁煙することができました。禁煙してからもう10年以上経ちます。今はもう1本も吸いたいとは思いません。
これからは禁煙方法についても、経験談を交えながらお伝えできればと思います。
最近では、禁煙をサポートしてくれるこのようなアプリがあります。活用してみてください。
アンドロイド版はこちら
以上、禁煙を成功させるコツについてでした。
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