卵をたべて育毛活動
目玉焼き、ゆで卵、スランブルエッグ等々の調理でおなじみの卵。
卵にはビオチンという育毛に効果的な栄養素がたくさん含まれています。
ビオチンって何?
「ビオチン」って聞きなれない単語ですね。
髪の毛の成長を助ける「ビオチン」。
特に多くふくまれているのが黄身の部分です。
ビオチンは髪の毛を作るアミノ酸の代謝を促す働きがあり、育毛に効果的な栄養素です。
ビオチンの効果
アミノ酸の代謝やコラーゲンの生成に関わり、髪や肌を健康に保ちます。
さらに、抗炎症作用があり、脱毛、薄毛、アトピー性皮膚炎、ニキビの治療に有効といわれています。
育毛効果
髪の材料であるアミノ酸の代謝に関わり、髪や肌を健康にします。コラーゲンを生成して、ツヤツヤで太い健康な髪を育てます。
さらに、アトピー性皮膚炎やニキビの治療にも効果的で、アレルギー反応が原因の脱毛を防ぐことができます。
血行を促進する働きもあるので、頭皮に栄養が運ばれやすくなります。
美肌効果
ビオチンは、皮膚の形成や肌の新陳代謝に重要な働きをします。新陳代謝が悪くなると、肌のターンオーバー(皮膚細胞の生まれ変わり)」がうまくいかなくなるため、吹き出物やくすみ等のトラブルが起こります。
また、アレルギーの炎症やかゆみの原因である「ヒスタミン」を体外に排出させる働きがあるため、皮膚科ではアトピー性皮膚炎やアレルギーの治療に使われています。
ビオチンを多く含む食べ物
卵以外に、レバーや牡蛎、かれいやいわし等の魚類にも含まれています。
卵が苦手な人や卵アレルギーの方は、魚介類で摂るようにしてください。
ビオチンが多く含む順に、まがれい、あさり、ししゃも、たらこ(生)、まいわし、かつお節があります。
また、サプリも多く市販されていますのでサプリで摂取する方法も良いかと思います。
「ビオチン サプリ」で検索すると、たくさん検索にヒットしますよ。
育毛効果をだめにする卵の食べ方
ビオチンが豊富に含まれている卵ですが、食べ方によっては、その効果を台無しにして
しまいます。
その食べ方は、「生卵」の状態で食べることです。
白身が育毛効果を台無しにしてしまうのです。
白身の中には「アビシン」という物質が含まれていて、それが黄身の中にある「ビオチン」と結合することで、育毛効果のあるビオチンの吸収をさまたげてしまうのです。
特に黄身と白身をかき混ぜるのは最悪です。
いわゆる「TKG」たまごかけごはんは、白身と黄身+かき混ぜる行為によって、育毛効果がなくなってしまいます。たまごかけごはん美味しいんですけどね。。
育毛に効果的な卵の食べ方
育毛に効果的な食べ方は「ゆで卵」か「目玉焼き」です。
白身の中に含まれるアビシンという物質は、ビオチンの摂取をさまたげます。
しかし、白身に熱を加えるとアビシンとビオチンの結合するのを防ぐことができます。
スクランブルエッグは、白身と黄身をかきまぜてから加熱しているので、うまくビオチンを摂取できません。
加熱前の黄身と白身をかき混ぜるのは、ビオチンとアビシンが結合してしまうので、育毛効果がなくなってしまいます。
「ゆでたまご」か「目玉焼き」でビオチンを摂取するのがおすすめです。
フライパンを使わない方法で、電子レンジで目玉焼きができるので、試してみてください。小皿に生卵を割り入れて、黄身に楊枝で3箇所ぐらいプスプスさして穴をあけて、ラップをして、レンジで1分〜1分半ぐらいかけると目玉焼きが出来上がります。
必ず、黄身に楊枝で穴をあけてからレンジにかけてください。穴をあけないと黄身が破裂して、レンジ庫内が大変なことになります。
きれいにゆで卵の殻がむける便利グッズを紹介します。穴があいてるところに画鋲のような針がついていて、茹でる前に卵の底に小さな穴をあけて、殻をむきやすくするグッズです。
これは本当に便利ですよ。失敗しないでつるりと殻が剥けます。
初めて使った時は感動しました。
100均のダイソーで購入したので、気になる人はチェックしてくださいね。テレビでも紹介されていて人気商品のようですよ。
育毛に効果的なおすすめの食べ方は、「ゆでたまご」か「目玉焼き」です。
お手軽なのは、ゆでるだけの「ゆでたまご」ですね。
以上、卵をたべて育毛活動の話題でした。
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