髪を生やす正しい呼吸法
あなたは正しく呼吸ができていますか?と聞かれても、呼吸について普段あまり意識したことがないかもしれません。ただ吸って吐いてを繰り返しているだけ・・と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、呼吸には、浅い呼吸と深い呼吸(腹式呼吸)があり、呼吸が浅いと薄毛になりやすいといわれているんです。
浅い呼吸ってどういう呼吸?
呼吸により、体内に取り込める酸素の量は変わってきます。
浅い呼吸とは、息を吸った時に肺の中に取り込める酸素の量が少ないことを言います。楽に呼吸はできるのですが、取り込む酸素の量が少ないので新鮮な空気を取り込めにくく、肺のガス交換も十分に行えていません。肩や胸だけで呼吸をしている状態です。
反対に腹式呼吸は、胸郭(肋骨などからなるカゴ状の骨格)をなるべく動かさない呼吸のことで、丹田(おへその下)に空気をためていくイメージでお腹をふくらませて、口からゆっくりと吐き出す呼吸法です。
浅い呼吸のセルフチェック方法
これは肺の膨らみをチェックする方法です。
1、肺がある胸の下部あたりに、メジャーをぐるっと巻きます。たるまないように気をつけてください。
2、まず息を全部吐ききってから思いっきり息を吸い込みます。(口、鼻どちらでも可)
3、メジャーがどれぐらい動いたかを確認します。
【5センチ以上】
正しい呼吸ができています。
【3〜5センチ】
十分な呼吸はできていますが、深い呼吸ではありません。
【3センチ未満】
浅い呼吸になってる可能性があるので注意が必要です。
いかがでしたか?呼吸が浅くなっていませんでしたか?浅い呼吸により、十分な酸素が頭皮に届いていないかもしれません。
では次に浅い呼吸の改善方法をお伝えします。
浅い呼吸の改善方法
簡単な改善方法なので、ぜひトライしてみてください。
腹式呼吸を行う
1、背筋をのばし、鼻からゆっくりと息を吸い込みます。丹田(おへその下)に空気をためるイメージでおなかをふくらませます。
2、口からゆっくり息を吐き出します。おなかをへこましながら、体の中の空気を全部出し切るようにイメージします。吸う時の倍くらいの時間をかけてゆっくりと吐き出すようにしてください。
はじめは1日5回くらいを目安に、慣れてきたら1日10〜20回程度行います。
椅子に座っても、立って行うのもいいし、仰向けに寝て行ってもいいので、自分の楽な体勢で行ってください。
慣れないうちは少し違和感を感じるかもしれませんが、次第に呼吸がしやすくなります。
ストレッチを行う
1、後ろに手を組み、肩甲骨をくっつけるように意識します。
2、そのまま組んだ手を上にあげていき、胸を張るようにします。
3、さらに、上を向いて胸が広がるのを意識します。
この運動は、胸の筋肉をほぐし、横隔膜を動きやすくします。横隔膜が動きやすくなると、肺に空気が入りやすくなるので深い呼吸ができるようになります。
いかがでしょうか?それほど難しくなないかと思います。
浅い呼吸は、髪にとって良いとは言えません。ストレスや普段の姿勢等で意外と呼吸が浅くなっている人は多いので、改善方法を試して正しく呼吸をするようにしてください。
私も疲れていると浅い呼吸になっている感じがするので、そういう時は意識的に腹式呼吸をしてリフレッシュしています。
腹式呼吸は髪にとって大事な呼吸法です。
以上、髪を生やす正しい腹式呼吸法の話題でした。
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