知らないと損する笑いの活用法
常にストレスにさらされている現代人
現代社会において、仕事や人間関係、家庭等でストレスを感じない人はいないと思います。
ストレスが加わると、体を守ろうとしてアドレナリンやノルアドレナリンといったストレスホルモンが副腎髄質から分泌されます。
心臓は強く数多く打ち、血管は収縮して血圧は上昇し、糖や脂肪分が血液中に流れ出し、血糖値や中性脂肪も上昇して、ストレスと戦う準備をします。
このような状態が続くと高血圧や糖尿病、さらに高脂血症などの生活習慣病を悪化させてしまうことになります。
また、強いストレスを受けると免疫細胞の働きが低下してしまい、ウィルスが体内に侵入したり、がん細胞の増殖したりと、様々なトラブルを引き起こします。
このようなストレスを全てなくしてしまうのは難しいので、上手に付き合う方法を見つけることが大切です。
笑うことでストレス解消、免疫力アップ
ストレスと上手に付き合う方法として、「笑う」ということが効果的で実践しやすい方法です。
「笑う」ことで、心はリラックスして、ストレスホルモンが減少していきます。また、免疫機能を高めることから、最近ではガン治療などにも積極的に取り入れられています。
他に、アレルギーの原因といわれるIgE抗体が減少、心臓病の予防、糖尿病・リウマチの治療に効果があるといわれています。
さらに「つられ笑顔」も効果があるとされています。
よく聞く話で、他人のあくびやくしゃみは伝染すると言われています。実は「笑顔」も伝染すると言われているんです。
笑っている人、笑顔の人、楽しそうにしている人を見ることで、人は反射的に笑顔になってしまいます。
そして「無理やりの笑顔」であったとしてもストレスホルモンが減少したり、免疫機能が高まる効果があります。
笑顔が伝染すれば、集団全体のストレスが減少され、その場の雰囲気がとても良いものになり、自然とストレスを感じなくなっていきますね。
幼児は平均すると、1日に400回以上も大笑い(顔全体で笑う)しているそうです。しかし、大人になると1日20回程度の笑い、しかも口元だけで笑う微笑みになってしまうそうです。
「笑うこと」は簡単で、お金もかからず、副作用等の心配もありません。
たくさん笑うために、今からお気に入りの芸人や、タレントを探して観るのはいかがですか?
そして、ストレスを感じた時、感じそうな時のためにあなただけの「これなら笑える!」という環境をつくっておくことが大切ですね。
以上、知らないと損する笑いの活用法でした。
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